国産鶏種

国産鶏種たつの

最終更新日 2017/01/27
普及の背景
一般鶏肉との差別化を図る赤鶏(通常の白色ブロイラーとは鶏種が異なる有色の鶏の総称)関係者において、1)海外での高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う種鶏輸入停止等に対する危機管理を高める、2)赤鶏として外国銘柄以上の性能についての鶏が開発されたということで、兵庫牧場が開発した国産鶏種を採用、平成18年より生産、普及が開始されました。
なお、「たつの」の名称は、兵庫牧場の所在地である兵庫県たつの市に由来します。
飼養管理の特徴
長期間飼育(60日以上、体重2.7~2.8kg程度)、麦等を配合した植物性蛋白・抗生物質フリー飼料等によるおいしさ、安心等を追求したこだわりの飼育が行われています。
作出方法(系統の組み合わせ)
兵庫牧場で育種改良した2つの品種を交配することにより作出されます。
※系統の交配組み合わせは、今後の需用者ニーズの変化、より優秀な系統の造成等があった時点で変更になることがあります。
普及状況
生産、流通等の関係者からなる「たつの振興協議会」(関係者が互いの情報を共有し意見を出し合いながら「たつの」の生産振興に取り組む活動を実施)を通じて普及を推進中です。
鶏肉については「純国産鶏種たつの」という共通のブランド名とともに、生産者((株)ニチレイフレッシュファーム)の個別ブランド名(純和鶏)を併記して販売されています。
たつの振興協議会
国内における種の育成に関する理解を深め、「純国産鶏種たつの」の生産と消費の拡大、ブランドの維持を図ることを目的とし、平成19年3月28日に発足しました。
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