飼育方法

バーコードを利用したデータ管理方法

最終更新日 2017/03/17
兵庫牧場では個体ごとに産卵個数を記録し、産卵率を調査しています。毎日のデータ収集にバーコードリーダー(データコレクタ)を用いることで、作業効率が向上し、データ管理にかかる時間を短縮することができます。  
 集 卵 作 業
■バーコード導入前■
室(鶏房)ごとに記録表を添付、
産卵した個体の番号を見て記入。 
■バーコード導入後■
室ごとに個体番号をバーコード化して添付。
産卵した個体のバーコードを、
バーコードリーダーで読み取る。
9鶏舎、各室ごとに毎月作成。
データ保管のためパソコンで両面印刷。
 産 卵 伝 票
■バーコード導入前■
鶏舎ごとに産卵記録伝票を記入、
合計個数を計算してふ卵係へ。
■バーコード導入後■
バーコードの産卵データをパソコンに
インポートすると、自動的に産卵伝票に変換。
ふ卵係のパソコンからも閲覧できる。
各鶏舎ごとに毎日作成。
作業自体を削減。
 デ ー タ ベ ー ス 作 成
■バーコード導入前■
合計個数を計算して記入。
パソコンのデータベースに手入力。
■バーコード導入後■
産卵記録表も自動的に表示され、
合計個数もパソコンで計算。
データをコピーして、データベースへ貼り付け。

    バーコードを利用する際のデメリット

  • 鶏舎内でバーコードの読み取りを間違えても、パソコンにデータを入力するまで確認できない。
  • バーコードリーダーの故障等でデータが削除されてしまった場合、修復が困難。
以上のようなデメリットはありますが、バーコードリーダーの導入で、資源の削減、作業時間の短縮を達成することができました。
 
 
【お問い合わせ先】
家畜改良センター兵庫牧場 業務課
TEL:0791-66-0801 FAX:0791-66-0803