(5)完成した測定装置を飼料タンクに取付します。最初に、長ねじを飼料タンク下部のオーガのエンド部分に、
ボルトで固定します。
その後に、長ねじが届く位置にリミットスイッチを固定します。万歩計はビニール袋に包んで、落ちにくい場所に
固定します。
(6)取付が終わったら、オーガ1回転あたりの飼料排出量を求めます。
計量できる程度の飼料を排出し、設置した測定装置の万歩計カウント数を確認して下さい。
排出量÷万歩計カウント数=オーガ1回転あたりの飼料排出量となります。
※搬送パイプ中が空の状態から測定を開始する場合は、まず飼料を100kg程度排出させて排出量を安定させてから、
測定して下さい。また、万歩計は99999カウントすると0に戻ってしまうタイプが多いため、カウント数を確認したら0に戻して下さい。
このアイディアを取り入れた時のメリット
-
-
目視よりも高い精度で、飼料の残量を確認することができます。(誤差約2%)
-
飼料タンクに上ることなく、安全・簡単に飼料の残量を確認することができます。
-
安価に作製できます。(1台5,500円程度)
-
鶏の飼料摂取量の把握にも役立ちます。
【お問い合わせ先】
家畜改良センター兵庫牧場 業務課
TEL:0791-66-0801 FAX:0791-66-0803