家畜改良

SNP情報

最終更新日 2017/02/28

 SNPとはDNAの塩基配列上にある標識で、DNAのいたるところに存在し、個体間で塩基の配列が1塩基だけ異なっている部分をいいます。SNP検査は専用チップを使って特定部分のSNP遺伝子型を調べるもので、毛根や血液等から抽出したDNAを試料として行われます。
 ゲノミック評価では、検査によって得られたSNP情報を使い、すでに判明しているSNP情報と遺伝評価値が明らかなリファレンス集団のデータから遺伝的能力が計算されています。

 SNP検査のために採材された試料は(一社)家畜改良事業団に送付され、検査に用いられます。その検査結果は(一社)日本ホルスタイン登録協会によって管理され、ゲノミック評価用データとして提供されています。