家畜改良

最終更新日 2023/08/07

地域的には特化しているものの、我が国畜産、あるいは地域経済において依然として重要な位置を占める馬について、改良増殖のための種畜の作出・供給等を行っています。

業務の概要
ア.農用馬
(担当牧場:十勝牧場)
強健性・粗飼料利用性の向上及び体積の増大が求められていることから、牽引力・持久力の能力検定によりブルトン種、ペルシュロン種の改良増殖に取り組み、種雄馬の供給、精液の配布を行っています。
イ.その他の馬
(担当牧場:十勝牧場)
アラブ種やハーフリンガー種の繋養を行っています。

 

種畜等の供給方法についてはこちらへ。 種畜の供給のご案内(手続き方法)

種雌馬の供給、精液の配布をご希望の方は、十勝牧場までご連絡下さい。
  お問い合わせ先

十勝牧場 業務第二課(TEL:0155-44-2131)

家畜改良センターで飼養する主要な品種
ブルトン種

フランス原産の輓馬。頭は直頭、額は広く耳は小さい。肩は傾斜し、胸は幅広く深い。体格はがっしりして筋肉の発達はよい。肢はたくましく、蹄は硬い。

ペルシュロン種

フランスの代表的輓馬。速歩の耐久力が抜群である。毛色は連銭芦毛、青毛が多く、頭は直頭、頚は短く、前躯は力強く胸は幅広く深い。尻も強く、肢の関節は大きく鮮明で蹄は堅牢であり、全体として釣合いのとれた馬である。

その他 アラブ種

アラビア半島原産。軽快で持久力があり,体は強健で性質も良いので各国で改良された。体型は均整が良く優雅で,万人に好まれる乗用馬である。