農林水産省畜産局では、昭和29年から都道府県の畜産関係職員に対して種畜牧場(当時、現(独)家畜改良センター)及び畜産試験場(当時、現(国研)農業・食品産業技術総合研究機構畜産研究部門)において酪農、肉畜、養鶏、自給飼料、草地改良、畜産経営等の短期間の畜産特殊講習会を実施してきました。
講習及び指導
講習及び指導
設立目的・沿革
最終更新日 2022/03/28
設立目的
昭和30年代に入って畜産がそれまでの副業的地位から果樹、施設園芸等と同様、農業の選択的拡大部門の一つとして飛躍的発展が期待されるようになり、絶えず進歩する技術や新しい経営に対応した指導が行い得る優秀な技術者の組織的かつ効率的な養成が社会的に強く要望されるようになりました。
このことを背景に従来の畜産特殊講習会を発展的に解消して中央畜産技術研修会を開設することとし、昭和36年、当時の福島種畜牧場南湖分場(のちの白河種畜牧場)内に中央畜産技術研修施設の建設が着工されました。
昭和37年から中央畜産技術研修会が都道府県畜産関係職員及び種畜牧場職員を対象に種畜牧場において開催され、昭和37年12月に中央畜産技術研修施設の主要部分が完成し、昭和38年度から本格的に開始されました。
中央畜産技術研修会は、その後、受講対象者を拡大するとともに、時代の要請に従い講座内容、研修期間を変化、増大させて現在に至ります。
沿革
昭和37年 | 農林省畜産局研修機関として、福島種畜牧場南湖分場(福島県白河市十三原)内に中央畜産研修施設を設置 |
平成2年 | 種畜牧場を再編し、農林水産省家畜改良センターの設置に伴い、中央畜産研修施設の所管を、畜産局から家畜改良センターに変更 |
平成7年 | 中央畜産研修施設を、南湖地区から本所地区(福島県西白河郡西郷村小田倉)に移転 |
平成13年 | 独立行政法人制度の創設に伴い、農林水産省家畜改良センターから独立行政法人家畜改良センターに移行 |