独立行政法人家畜改良センター(以下「センター」という。)は、畜産技術の普及を図るため、畜産関係の研究者、指導者、技術者、学生、農業者、就農希望者等を対象に、技術の習得を目的とした研修を実施する。
本所及び牧場(支場を含む。以下同じ。)
研修の内容は、受講者の希望等を勘案して決定するものとし、本所にあっては理事長、牧場にあっては牧場長(支場長を含む。以下同じ。)(以下、「場所の長」という。)がこれを行う。
研修期間は、1年を超えない範囲とする。
研修は、次に掲げる者を受講者とする。
受講を希望する者は、事前に研修受け入れの余地があるか否かを本所にあっては企画調整部企画調整課技術協力室、牧場にあっては総務課若しくは総務専門役に問い合わせ、その結果、研修受け入れの余地がある旨の返答を得た場合は、次に掲げる書類をもって、受け入れを希望する場所の長あて電子メール又は郵送により申請する。
個別研修受講申請書の提出を受けた場所の長は、書類審査のうえ業務の実状を勘案して受講の可否を決定し、研修受講承認通知書(別記様式4)又は研修受講不承認通知書(別記様式5)をもって、申請者に対し電子メール又は郵送により通知する。
受講者は、次の各号に掲げる研修に要する費用を負担する。
(1)研修に直接必要な費用
(2)研修に関連して間接的に必要となる費用であって、原則として(1)の3割に相当する額
受講者が次の事項のいずれかに該当する者で、個別研修受講費用免除申請書(別記様式6)を提出し、場所の長が適当と認めた者にあっては、研修に要する費用の負担を免除することができる。
(1)畜産・農学等の大学等に在籍する者
(2)農業者又は就農希望者
(3)場所の長が、センターの技術普及のために必要と認めた者
場所の長は、研修終了時において、別記様式7により、受講者に対し研修内容に関するアンケート調査を行う。
場所の長は、研修終了時において、受講者に対し修了証書(別記様式8)を交付することができる。
牧場長は、研修を終了した案件毎に遅滞なく、別記様式9により、理事長に対し個別研修の受け入れを報告する。
この要領に定めるものの他、研修の実施に必要な事項については理事長が別に定める。