個体識別
牛の個体識別業務について
最終更新日 2019/02/22
牛肉のパッケージに表示されている個体識別番号から、牛の生産履歴(牛の出生からとさつされるまで)を検索することができます。家畜改良センターでは、この生産履歴のもととなる牛個体識別台帳(データベース)を作成、記録、保存し、その情報の公表を行っております。
このことにより、国産牛肉の信頼性確保に努めています。
耳標の装着
国内で生まれたすべての牛と生体で輸入された牛に、耳標が装着されます。すべての耳標には10桁の個体識別番号が割りふられています。
牛個体識別情報のデータベース化
耳標の個体識別番号をもとにして、出生情報が届出され、データベースに記録します。
まず出生の届出により、牛の生年月日、性別、母牛、種別等の情報を記録します。出生以降も、異動からとさつに至るまで、その都度届出され、データベースに記録します。
個体識別番号の表示
牛が、とさつ・解体されて、牛肉となってから、その牛の個体識別番号がラベルに表示されます。そしてこの個体識別番号をもとに、インターネットで生産履歴を調べることができます。
インターネット上での公表
上述の牛の生産履歴は、インターネットを通じて調べることができます。個体識別番号を、検索画面に入力することにより、生産履歴が表示されます。
牛のトレーサビリティ制度について(概要図)
平成15年12月1日に施行された「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法」に基づき、国内の全ての牛に全国統一の個体識別番号を付与し、その出生・異動等の情報を一元的に管理する制度(トレーサビリティ制度)が開始され、これによりBSE発生時の緊急検索や牛肉の履歴情報の追跡が可能となりました。家畜改良センターでは、農林水産大臣から事務を委任され、出生からとさつまでの個体情報の記録・保存・公表等を行っています。
その他
その他詳細につきましては、農林水産省ウェブサイト中「トレーサビリティ関係」及び「牛の個体識別情報検索サービス」をご参照ください。