独立行政法人
家畜改良センター宮崎牧場

家畜の改良の推進、優良な種畜や飼料作物種苗の生産・供給等を通じて、
我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に貢献することを使命としています。

簡易更新の手順

最終更新日 2016/09/29

 簡易更新とは、完全に草地を耕転しないで表層の全面又は一部を攪拌・作溝し、施肥・播種を行うことです。
 当場所有機は、土壌を作溝し、播種を行うタイプです。
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播種までの工程

 1台の作業機で播種溝切りから鎮圧まで行う省力的な機械です。
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  〈播種溝切り〉    〈播種溝を開く〉      〈播種〉         〈鎮圧〉

簡易更新機を利用した例

○スーダングラス〈イタリアンライグラズ跡地直播〉
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○イタリアンライグラス〈とうもろこし跡地へ直播〉
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       〈秋〉             〈早春〉            〈翌年〉
○バヒアグラス
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簡易更新機の効果

・トラクターの稼働時間が全面更新に比較して短い(簡易更新機1時間 あたり1haの播種ができる)
・初期生育の早いイタリアンライグラスは雑草との競合が少ない
・傾斜地が比較的大きい圃場や石礫等の多い圃場であっても可能である

 宮崎牧場では、希望があれば公共草地等でモデル的に同機を用いた簡易更新作業(研修会)を行っていますのでご連絡を下さい。
  担当:業務第二課 飼料班(0984-23-3500)
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