第22回愛知県子山羊品評会
最終更新日 2017/03/27

6月18日に愛知県豊川市の豊川家畜市場において、第22回の「愛知県子山羊品評会」が開催されました。品評会へは今年の1月から5月に生まれた雄14頭、雌24頭の計38頭の子山羊が出品されました。前年に比べると出品頭数は少ないものの、発育の状態もよく毛並みもきれいに整えられた子山羊が多く見受けられました。また、例年無角の個体が多く、間性(無角同士を交配すると生まれる危険性のある繁殖能力をもたない個体)もまれに見られましたが、今回の品評会では有角の個体がほとんどできれいに除角されているものも多く見られました。
品評会へ出品された子山羊はその後セリにかけられ、その平均価格は雄で約16,000円、雌で約30,000円と前年に比べると雄で安値、雌で高値での取引きとなりました。
一般の部として品評会には出品されなかった山羊(成・子)69頭もセリにかけられました。前年に引き続き有色系の出品が多く最高値でセリ落とされたものは有色系の子山羊で、価格は52,000円となりました。有色系山羊の人気は相変わらず高いことが伺えました。

会場の様子(中央で繋がれているのが品評会出品の子山羊たち)

審査を受けているところ(発育状態、体格等が審査の対象となります)

最優秀賞を受賞した子山羊(雄)