独立行政法人
家畜改良センター茨城牧場長野支場

家畜改良の推進、優良な種畜や飼料作物種苗の生産・供給等を通じて、
我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に貢献することを使命としています。

山羊肉生産に貢献してきました!

最終更新日 2016/09/27

沖縄県では古くから山羊肉の食文化があり、国内でも有数の山羊の消費地です。このため、沖縄県では山羊の振興活性化を推進することを目的とし、ニュージーランドから肉用種山羊(ボア種)を導入し、県内山羊に人工授精を行って産肉性の向上を図る事業を平成21年度から始めています。
去る3月24日、当事業の推進協議会に山羊の飼養管理等のアドバイザーとして当場職員が出席しました。会議では、導入山羊(ボア種)の状況と、2009年(平成21年)度に実施した試験結果について報告がなされ、今後の課題等について国や県、市町村の関係者、関係団体、生産者、流通業者、学識経験者といった様々な分野の代表者から活発な意見交換がなされました。
また、3月25日には、導入されたボア種の飼養場所及び山羊飼養農家の現地調査を行い、山羊の繁殖及び飼養管理について技術指導を行いました。
山羊は乳、肉の利用のみならず、耕作放棄地での除草、情操教育、アニマルセラピーなど多面的な用途に利用可能な家畜です。今後も山羊の持つ機能が見直され、多方面で役立てられることを期待します。
協議会風景の画像
協議会風景
ボア種・オスの画像
ボア種・オス
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