独立行政法人
家畜改良センター茨城牧場長野支場

家畜改良の推進、優良な種畜や飼料作物種苗の生産・供給等を通じて、
我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に貢献することを使命としています。

山羊関節炎・脳炎(CAE)について

最終更新日 2021/11/30

2002年(平成14年)8月26日に独立行政法人家畜改良センター長野牧場の繋養山羊で山羊関節炎・脳炎が確認され、同日付けで家畜伝染病予防法第4条に基づく届出がされました。しかし、分娩監視を行うことによる親子分離、人工乳のみによる子山羊の哺育、親山羊舎と子山羊舎の作業動線の分離等による清浄化対策の結果、2006年(平成18年)に清浄化を達成し現在まで清浄性を維持しています。
今後も防疫体制の強化に努めるとともに、定期的な山羊群のモニタリング検査を行っていきます。

なお、本病の概要は以下のとおりです。
病原体 山羊関節炎・脳炎ウイルス
感染経路 ・感染母山羊の初乳及び常乳を介しての経口感染
・長期間にわたる接触による水平感染
・感染の多くは若齢期で、感染後生涯ウイルスを保持していく
発症・症状 ・発症率は低く、多くは無症状に終わる
・潜伏期間は長く、数ヶ月から数年
・発病は潜行性で進行は緩徐で数ヶ月から数年に及ぶ
・主な症状-子山羊(2~4ヶ月令);脳脊髄炎、肺炎
              -成山羊(12ヶ月令以上);関節炎
予防法 ワクチンはない。隔離飼育と経乳感染の防止で感染は90%以上減少させることができる。
治療法 対症療法の他に特に治療法はない
公衆衛生 人への感染性はない(感染山羊の肉、乳を摂食しても健康上の問題はない)
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