長野支場が引き続きISTA認定検査所として認められました
最終更新日 2021/06/25

 当場は、国際種子検査協会(ISTA(本部:ジュネーブ))の認定検査所として、種子の品質に係る検査証明書(ISTA国際種子証明書)を発行できる権限を有し、日本で唯一、飼料作物種子の幅広い認証活動を展開しています。
 ISTA は、国際的に流通する種子の品質を確保するため、種子に関する検査手法のルールを定め、世界的なネットワークを持ち活動している機関で、現在、77か国・地域227検査所等を会員とし、うち62か国・地域142検査所が認定検査所となっています。この認定検査所となるためには、種子検査に特化したISTAの認定基準( ISTA Laboratory Accreditation Standard)を満たし、3年毎に監査を受けなければなりません。
 当場は、2003年に認定検査所となり、2021年2月に7回目の監査を受けました。今回は、「COVID-19」の影響により監査員が来日できないため、オーストリア、イタリア及び米国の3名の監査員と長野支場の4か所によるリモートでの監査となりました。リモートでの監査は初めてでしたが、監査員からは、品質管理、試料採取及び検査技術に対して高い評価をいただき、引き続き認定検査所として認められました。今後も、ISTA 認定検査所として、高品質な種子検査を提供できるよう努めて参ります。

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ISTA認定書(2021年5月10日発行)