2007年7月11日~12日、フランス パリにてOECD(経済協力開発機構)種子スキーム年次総会が開催され、日本からは、当場職員が代表として出席しました。種子スキーム加盟国に加え、FAO(国連食糧農業機関)、ISTA(国際種子検査協会)、ISF(国際種子連盟)、EC(欧州委員会)、UPOV(植物新品種保護国際同盟)などの国際機関から代表者が集まりました。
年次総会は、一年に一度、OECD本部のあるフランス パリとその他の国で交互に開催されています。
OECD種子スキームは、採種ほ場から収穫された作物種子がOECDリストに登録された当該品種であることをロット単位で証明する国際的な制度です。
スキームには作物種子に対して、当該品種であるということを証明するための様々な要件が定められています。 本年の年次総会においては、参加国や証明量の増大、遺伝子組換え植物種子の流通等を背景とした今後のスキームの在り方、牧草のハイブリッド品種の証明、牧草種子に他作物種子を混合したロットの証明、品種リストデータベースの最新化等様々な議論がありました。直接当場の業務に影響する話題も多く、今後も加盟国の一員として積極的に関わっていく必要があることを実感しました。
なお、来年はシカゴで開催予定です。
2007年OECD種子スキーム年次総会に出席しました
最終更新日 2016/10/06
![]() OECD総会の風景 |
![]() 議長(右)と握手 |