ISTAの技能評価テストでダブル「A」の評価を受けました
最終更新日 2017/01/25

長野牧場では、国際種子検査協会(International Seed Testing Association:ISTA)が開催する「遺伝子組換え種子の分析技能評価テスト(Proficiency Test on GMO Testing)」に参加しました。
この技能評価テストでは、
1.ISTAから送付されたトウモロコシ種子12サンプルのうち、遺伝子組換え種子がいくつのサンプルに入っているか(定性検査)
2.定性検査により遺伝子組換え種子の混入が認められたサンプルの中に、組換え種子がどのくらいの割合で入っているのか(定量検査)
の2つの試験があります。
今般、ISTAよりテストの結果報告があり、長野支場は定性検査、定量検査ともに最も高い評価の「A」評価を受けました。ISTAの報告によると、世界各国64検査所が参加し、最終的な結果報告を提出したのは56検査所(うち4検査所は定性検査のみ参加)で、このうち定性検査について「A」評価だったのは48検査所(参加検査所の86%)、定量検査について「A」評価だったのは27検査所(同51%)でした。
国内外の外部機関が開催する技術評価テストに参加することは検査所の信頼性を確保する上で非常に重要とされています。今後もISTA等が開催する技能評価テストに積極的に参加し、遺伝子組換え種子検査の技術の向上と検査結果の信頼性の確保に努めていきます。

定量検査

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