3年に一度のISTA外部監査が実施されました
最終更新日 2016/10/06

2008年(平成20年)10月27日にISTAの外部監査を受けました。ISTA(国際種子検査協会、International Seed Testing Association)は、種子の品質評価手法の国際的斉一性を促進することを目的とした国際機関であり、種子検査の国際基準である国際種子検査規程の制定等を行っています。長野牧場をはじめとする世界各国の種子検査所はこのISTAが発行する国際種子検査規程に従って検査を行っています。長野牧場は、ISTA認定基準に適合するよう種子検査業務に品質システムを適用しており、2003年(平成15年)以降、我が国で唯一の飼料作物に関するISTA認定検査所としてISTA国際種子分析証明書を発行することが許されています。外部監査はこの認定を更新・継続するための条件の一つとして3年に一度行われるものです。
この日、ISTAから監査員が2名来場し、長野牧場における検査の手法や品質システムの運営状況を査定しました。監査の結果、いくつかの技術面等での指摘はありましたが、総体としては国際基準を十分に満たしていることが確認されました。長野牧場は今後、指摘された点について来年の2月までに是正措置を行った上で、引き続きISTAの認定検査所として認められる見込みです。

実技の監査

監査結果報告の様子(右側2名が監査員)