OECD種子スキーム年次総会において日本のスキーム拡大が採択されました
最終更新日 2016/10/06

6月11日~12日、フランス パリのOECD(経済協力開発機構)本部にてOECD種子スキーム年次総会が開催され、当場職員が我が国代表として出席しました。
今回、日本は現在参加している3つのスキーム(イネ科・マメ科牧草、油糧・繊維作物、ビート)に加え、新たに2つのスキーム(穀類、トウモロコシ・ソルガム)への参加拡大を表明しました。結果、日本のスキーム参加拡大が満場一致で採択されました。この採択を受けて、今後最終的な承認手続きが進められることとなりました。
現在、家畜改良センター長野牧場では、イネ科・マメ科牧草スキームに基づき牧草種子の品種証明を実施していますが、今後、上記の承認によって、拡大スキームの対象作物(えん麦、トウモロコシ、ソルガムなど)についても種子の品種証明が可能となる見込みです。

年次総会案内看板

年次総会の様子