個別研修:種子の試料採取(サンプリング)十勝牧場及び熊本牧場から受け入
最終更新日 2016/09/29

長野支場は、 ISTA(国際種子検査協会) の認定検査所として、ISTAが定める国際規程に基づいた種子の検査と証明業務を行っています。

この国際規程では、種子の検査のみならず、 検査試料の試料採取(サンプリング)についても規程に従って適切に行うことが求められています。
今回、ISTAの基準に適合する試料採取者を養成するため、 6月12日に十勝牧場、長野支場および熊本牧場に所属する職員6名(4名は一般の試料採取者、2名は標準となる高度な試料採取者)を対象とした研修を実施しました。
研修では、種子のサンプリングの原理や手法について講義を行った後、数種類の飼料作物種子についてサンプリングの実技試験を行いました。
実技試験では、種子袋から種子を偏りなく 均等にサンプリングできること、検査に必要な量の種子を過不足なくサンプリングできること、そしてサンプリングした種子を正しく包装できることが求められます。
実技試験に合格した4名の一般の試料採取者には、ISTA証明が求められる種子検査用の試料採取を行う資格が与えられます。

飼料作物種子のサンプリングについて講義

サンプリングの実技試験