2018年OECD種子スキーム年次総会に出席しました
最終更新日 2018/08/07

平成30年6月28~29日、フランス パリにてOECD(経済開発協力機構)種子スキーム年次総会が開催され、当場職員が日本代表として出席しました。

OECD品種証明制度は、OECD(経済協力開発機構)が国際的に標準化した相互証認制度で、作物の種子が国際間で流通する際に、種子が生産された国の指定機関がその種子の品種について真正性を保証するものです。
この制度の運営に係る様々な議論を行うため、一年に一度、年次総会がOECD本部のあるフランス パリとその他の国で交互に開催されています。本年は、OECD本部のあるフランス パリでの開催でした。

今回、種子スキーム加盟国の代表者が集まり、事務局及び加盟国の活動報告、イネ科及びマメ科牧草スキーム対象種の追加、証明ラベルのセキュリティに関する規定の改訂、ほ場検定及び事後検定ガイドラインの改訂、新規加盟国等のキャパシティビルディング(能力強化)を目的としたトレーニング方法の作成等、様々な議論が行われました。

会議の様子

総会会場(OECD本部)