独立行政法人
家畜改良センター茨城牧場長野支場

家畜改良の推進、優良な種畜や飼料作物種苗の生産・供給等を通じて、
我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に貢献することを使命としています。

2012年度 DNAマーカーを活用した飼料作物品種識別法の開発

最終更新日 2016/09/27

1.目的
ライグラス類について、その栽培試験を補足する技術としてDNAマーカーを用いた品種識別技術を確立する。本課題は2010年度(平成22年度)から実施しており、2012年度(平成24年度)は、未だ識別マーカーが開発されていないペレニアルライグラスの3品種について識別技術の確立を目指す。

2.実施年度
2010年(平成22年)~2012年(平成24年)

3.要約
ペレニアルライグラス「ヤツユメ」「チニタ」「フレンド」について、それぞれ100個体に対しバルク解析(10個体のDNAを等量混合=1バルク)を行い、各品種の識別に必要なマーカーの探索を行った。この結果、各品種を識別するのに利用可能と考えられるマーカーが発見された。

4.成果の概要
2012年度までの識別マーカー探索により、現在流通するペレニアルライグラスおよびハイブリッドライグラスについて、DNAマーカーを用いた識別が可能となった。

5.具体的データ
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