飼料作物種子の生産
最終更新日 2020/10/05

当場では、東北以南の温地向け飼料作物新品種の種子増殖(原原種・原種)を行っています。独立行政法人および公立の試験場で育成された新品種の種子(育種家種子)を導入し原原種子を生産し、その原原種子から原種子を生産しています。
生産した原種子は、気候、土地条件から国内での大量増殖が困難なため、一般社団法人日本草地畜産種子協会や民間の種苗会社に海外採種用として配布し、主にアメリカ、EUおよびニュージーランドで海外増殖され種苗会社を通じ畜産農家に販売されます。その他、一部は公共牧場や畜産農家などに実証展示用として利用しています。