乳用牛育種改良業務
最終更新日 2023/02/03
  ● 乳用牛の改良・増殖

・当場ではホルスタイン種の改良増殖業務を行っており、国内外の優良な遺伝子で中核育種集団を形成し、受精卵移植技術を活用した育種プログラムにより、選抜の正確性の向上及び世代間隔の短縮を図り、優良な候補種雄牛の生産・供給を行うと共に優良雌牛についても配布を行っています。

 繋養頭数(平成29年3月末)
  成牛 育成牛 子牛
35 21 98 154
358 177 174 709
393 198 272 863
  ● 種雄牛関連業務

・我が国の飼養環境(気候・風土・土壌・飼料・飼養環境・牛群)に適した後代検定済み種雄牛の生産に取り組んでいます。
・国内外の優良種雄牛と当場種雌牛の交配によって生産された雄牛を、後代検定済種雄牛として選抜されるまでの約5年間、待機飼養しています。
・検定済種雄牛に選抜された雄牛の凍結精液については、AI事業体から全国の酪農家に供給されます。

  ● 種雌牛関連業務

・育種プログラムのドナー検定が正確に行われるよう遺伝的能力を十分に発揮させる飼養管理等を行っています。

  1. 搾乳牛の管理

  2. 哺育・育成牛の管理

  ● 繁殖関連業務

・育種改良を効率的に行うため、育種プログラムに則り採卵・OPU・人工授精・受精卵移植を行っています。

 1.人工授精(平成29年4月末日)

年度 人工授精頭数 受胎頭数
26 255 132
27 210 124
28 190 104

2.受精卵移植(平成29年4月末日) 

年度 胚移植頭数 受胎頭数
26 677 275
27 651 275
28 571 246