独立行政法人
家畜改良センター岡崎牧場

家畜改良の推進、優良な種畜や飼料作物種苗の生産・供給等を通じて、
我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に貢献することを使命としています。

高速人工授精技術

採精作業のための準備

写真①(採精準備1)の画像

PRチューブに分注器(連続注射器)を用いて希釈液を分注します。
写真②(採精準備2)の画像

希釈液が入ったPRチューブにツベルクリン注射器をセットし、プラスチックカップを付けます。
個体別に人工授精を行う場合は、雄の羽数分、器具を準備します。
この人工授精セットを鶏舎に持ち込み、雄の精液を採取します。

採精作業

写真③(採精作業1)の画像

右手で鶏の足をつかみ、背部をマッサージします。
写真④(採精作業2)の画像

右手で足をつかみ、鶏を後ろ向きにします。
尾羽を左脇に引っかけるようにしながら総排泄腔を前に出します。
その後、足を左手に持ち替え、左脇を軽く締めます。
写真⑤(採精作業3)の画像

右手で総排泄腔の両脇を軽く押しながらつまみ、精液を搾り出します。
写真⑥(採精作業4)の画像

通常は、搾り手と受け手の二人一組で行います。
写真⑦(一人での採精作業)の画像

岡崎牧場では、多量(約3千羽)の種鶏に人工授精を行うため、効率的かつ確実に行える技術が必要となります。
このため、職員個々の人工授精技術の熟練を図り、以前は二人で行っていた採精を一人で行うようにしています。
ワンポイントアドバイス
雌に精液を注入する際は、放卵後一定時間置くことで受精率の向上が望めます。
目安としては、午後2時以降です。
また、雌に注入する精液の量は、
原精液の場合は、1羽当たり0.02~0.03mLです。
希釈液の場合は、1羽当たり0.05~0.1mLです。(3~4倍に希釈します。)
希釈液を用いる場合は、少し多めに注入した方が、高い受精率が期待できます。
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