中部日本養鶏研究会(会長:独立行政法人家畜改良センター岡崎牧場長、米田勝紀)は、平成22年3月12日、愛知県岡崎市内で交流促進会と研究講座を開催し、50名近くの養鶏関係者が参集しました。
冒頭の挨拶で米田会長は、
「最近、中央では事業仕分けの関係で各省庁ともバタバタしているような状況である。4月下旬から5月にかけて非常に厳しい議論がなされ、養鶏関係もおそらく、避けては通れないと思っている。今後、皆様方のご意見等をお聞きする場面があるかも知れないがその際はご協力をお願いする。
中部日本養鶏研究会では、その時々のトピックスについて講演会を開催してきており、引き続き精錬された有益な会にしていきたいと思っている。今後とも皆様方のご支援をお願いする。」と述べました。
午前の交流促進会では、東海4県の取組や研究成果の報告があり、午後の研究講座では、農林水産省東海農政局の釘田博文次長が「新しい農政の基本方向と畜産をめぐる情勢」について、また麻布大学・大学院の田中智夫教授が「アニマルウェルフェアの現状について特に養鶏における考え方と今後の対応」についてご講演をいただき、活発な質疑応答が行われ今回も盛会のうちに幕を閉じました。