独立行政法人
家畜改良センター岡崎牧場

家畜改良の推進、優良な種畜や飼料作物種苗の生産・供給等を通じて、
我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に貢献することを使命としています。

平成24年度交流促進会及び第2回研究講座の概要

中部日本養鶏研究会(会長:独立行政法人家畜改良センター岡崎牧場長、米田勝紀)は、平成24年11月27日、愛知県岡崎市内で交流促進会と研究講座を開催し、約40名の養鶏関係者が参集しました。

冒頭の挨拶で米田会長は、「この研究会も50年以上と大変長い歴史を持っており、その時々のトピックスについて勉強しようと重要な課題について講演会を開催してきている。また、東海地域は非常に養鶏の盛んな地域であり、交流促進会ではそれらの県の先生方にご講演いただき、私も大変期待している。今後とも更に洗練された会にしていきたいと思っており、引き続き皆様方のご支援・ご協力をお願いする。」と述べました。

交流促進会では、以下のとおり東海4県及び岡崎牧場の取組や研究成果の報告があり、研究講座では、新潟大学農学部応用生物化学科食品・栄養科学コースの藤村忍准教授から「食肉のおいしさに関わる成分と評価」についてのご講演をいただき、活発な質疑応答が行われました。

交流促進会(13:35~15:10)

  • LEDを利用した鶏の生産方式の検討
    池谷守司氏(静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センター)
  • 飼料用米給与による採卵鶏への影響
    立川昌子氏(岐阜県畜産研究所養鶏研究部)
  • 飼料用米を用いた肉用名古屋コーチンの生産性
    大口秀司氏(愛知県農業総合試験場畜産研究部養鶏研究室)
  • 飼料用米を用いた肉用名古屋コーチンの生産性
    大口秀司氏(愛知県農業総合試験場畜産研究部養鶏研究室)
  • 誘導換羽が採卵鶏の皮質骨密度、海綿骨密度及び骨強度指標に及ぼす影響
    福澤陽生氏(家畜改良センター岡崎牧場)

研究講座(15:30~17:30)

食肉のおいしさに関わる成分と評価
平成24年度写真①藤村忍氏(新潟大学)(11/27)の画像

藤村忍准教授
(新潟大学農学部応用生物化学科食品・栄養科学コース)
鶏肉を中心に食肉のおいしさの要因について科学的な分析による評価、呈味成分の役割、官能評価の重要性等についてご説明いただき、大変有意義な内容でした。
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