岡崎おうはんについて
「岡崎おうはん」飼養管理上の留意事項
「岡崎おうはん」を飼養する際には、以下にご留意ください。
育成期間
育成期の最も重要なポイントは、飼料給与を不断給餌とし、指標の体重に仕上げに体重のバラツキを抑えることです。ケージ飼い1羽あたりの体重は、週齢で約50g前後、16週齢で約1,500g前後です。
産卵期間
産卵開始前に重要なことは、育成期と同様、不断給餌の状態でどの鶏も満遍なく飼料摂取できる飼養環境を整える必要があります。産卵開始後からは、不断給餌と確実な給水をさせることが重要です。
その他
尻つつきが見られる場合、ウィンドレス鶏舎では、照度を3~5ルックス程度後に下げます。また、開放鶏舎では、え付けから10日齢以内にビークトリミングを実施するなど事前の対策が必要になります。
なお、互いの羽を食するような行動が見られる場合は、十分な栄養価を与えることで抑えられることから、飼料給与量の増加を検討することが望ましいです。
なお、互いの羽を食するような行動が見られる場合は、十分な栄養価を与えることで抑えられることから、飼料給与量の増加を検討することが望ましいです。
期間 | 項目 | 留意事項 |
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育成期間 (18週齢まで) |
光線管理 | 1日の明るい時間(点灯時間+自然日長)は、 漸減させることを基本とし、下限は、10時間程度まで。 |
給餌 | 不断給餌 | |
平飼い | 悪癖が見られる場合は、 点灯の照度を落とすか、デビークを実施する。 |
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成鶏(産卵)期間 (19週齢以降) |
光線管理 | 19~20週齢以降毎週15~30分ずつ漸増し、 14~16時間で一定にする。 |
給餌 | 不断給餌 | |
飼養期間 | 肉質の関係から、500日齢前後までの飼養が望ましい。 |