まめ知識

横斑プリマスロック

最終更新日 2022/03/03
羽色
黒白横斑(模様の黒白比率 ♂は1:1、♀は2:1。♀は♂より黒っぽく見える。)
とさか
単冠
耳朶色
赤色
皮膚・脚色
黄色
体重(おおよそ)
肉用タイプ:雄3.6kg、雌2.9kg
卵用タイプ:雄2.6kg、雌2.0kg
年間産卵個数
肉用タイプ:約220個
卵用タイプ:約250個
鳴き声
特徴
丸みを帯びたコーチン型の体型をしています。
元は卵肉兼用種で、現在は卵用・肉用の双方に改良されています。
肉の味には昔から定評があり、各地の地鶏や銘柄鶏の作出に使われています。
原産国
アメリカ
歴史
横斑プリマスロック種の品種名は、アメリカ東部マサチューセッツ州のプリマスで成立したことに
由来します。

横斑プリマスロック種の成立は1874年と比較的早く、日本にも1886年(明治19年)にアメリカから
輸入されています。当初は主に肉用として利用されていて、1930年頃のアメリカではブロイラー
の主流となっていました。1940年代前半も引き続き横斑プリマスロック種とロードアイランドレッ
ド種の交雑種(バードクロス)が肉用鶏の主流となっていましたが、強健で成長の早いニューハ
ンプシャー種の登場により肉用鶏としての利用は減少しています。

そこで、卵用鶏として産卵率を重視した改良を行い、白色レグホーン種との交雑種(ロック
ホーン)が卵用鶏に利用されるようになりました。しかし、白色レグホーンとロードアイランドレッ
ドの交雑種(ロードホーン)の登場により、卵用鶏としての利用も減少しています。

現在では、肉用鶏として各地の地鶏や銘柄鶏の作出に使われています。
 

※当場では横斑プリマスロックは飼養しておりません。
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