家畜改良

ホルスタイン種雄牛生産体制

最終更新日 2023/08/28
乳用牛の改良増殖を推進するためには、凍結精液による人工授精の普及とともに、遺伝的能力が判明した検定済み種雄牛を作出し供給するシステムが極めて重要です。
このため岩手牧場では、家畜改良センターが構築するホルスタイン種種雄牛生産体制の中で候補種雄牛の生産及びドナー検定を実施しています。新冠牧場とともに国内及び国外からの導入した遺伝資源並びにセンター繋養の優良な遺伝資源によって、優良牛群を形成し、候補種雄牛の生産を行っております。
これらの候補種雄牛は、J-Sireプロジェクト検討委員会で選定され後代検定事業に参加し、さらに選抜された種雄牛は検定済み種雄牛として供給されます。
また、候補種雄牛の生産にあたっては受精卵移植技術、新たな遺伝的能力評価技術の技術を活用した育種手法の開発、実用化に関する業務に先進的に取り組んでいます。