家畜の衛生
最終更新日 2023/09/12
家畜の衛生について

熊本牧場では、伝染病の原因となる病原菌等の持ち込み防止対策の実施、定期的疾病検査や牛舎消毒の実施により、当場から供給する家畜の健康(家畜疾病の清浄性維持)の確保に努めています。

病原菌等の持ち込み防止対策

熊本牧場では、飼養している家畜(肉用牛の褐毛和種)を伝染性疾病から守るために、施設地区と牛舎地区を防疫地区に指定し、入場を制限しています。家畜防疫エリアに入場する際には、防疫服・専用長靴を着用して頂きます。

疾病予防対策

熊本牧場では、疾病の発生を予防し、家畜の健康状態を維持するために、定期的に畜舎の消毒や予防接種を実施しているほか、飼養している家畜の疾病の有無を検査しています。検査の項目によっては、家畜保健衛生所に依頼して実施しています。

定期検査対象疾病
 ヨーネ病、牛伝染性リンパ腫、サルモネラ症

当場から出場する牛の検査

当場から出場していくすべての牛について、衛生検査を行って健康であることを確認しています。検査の項目によっては、家畜保健衛生所に依頼し実施しています。  

検査対象疾病項目
 ヨーネ病、牛伝染性リンパ腫、サルモネラ症、結核(種雄牛のみ)、ブルセラ症(種雄牛のみ)、 牛カンピロバクター症(種雄牛のみ)、トリコモナス症(種雄牛のみ)

NLBC家畜衛生通信

 家畜改良センターでは、家畜を飼養する皆様に御活用いただけるよう、令和3年度より「NLBC家畜衛生通信」を発信しています。皆様の衛生対策の一助になれば幸いです。ぜひ御覧ください。

一覧はこちらをご覧ください。 NLBC家畜衛生通信(家畜改良センター本所のホームページ)別ウインドウで開きます

http://www.nlbc.go.jp/kachikukairyo/eiseikanri/katikueiseituusin/