家畜のふん尿処理
最終更新日 2018/06/14
宮崎牧場では、飼養する肉用牛及び豚のふん尿の処理を適正に処理しています。
主なふん尿処理施設
○堆肥処理システム
1.概要
宮崎牧場ではロータリー式自動攪拌装置による家畜ふん尿の堆肥化処理を行っています。原料置き場に集められた生糞尿(水分70%~85%程度)に水分調整材としてSPF豚舎等の糞乾燥物を加え、水分を60~65%に調整後、切り返しを実施し、その後攪拌槽に投入します。堆肥は1~2ケ月かけて攪拌されながら発酵・堆肥化及び乾燥(水分40%前後)を行い、攪拌槽出口より排出されます。生産された堆肥は、①圃場還元用②水分調整材用③家畜敷料用のそれぞれの用途に使用しています。
 
2.処理工程
(1)更褥物の排出
(2)水分調整材による調整
  (水分含量60~65%を目安)
(3)ホイルローダーによる切り返し
(4)攪拌装置への投入・攪拌
(5)攪拌槽出口より排出
(6)堆肥舎に一時堆積
(7)各用途へ利用(圃場還元・水分調整・敷料)
○汚水処理システム
宮崎牧場では、神奈川県畜産技術センターで開発された回分式活性汚泥方式を取り入れ、低コストの汚水処理を行っています。
〔神奈川方式〕
神奈川県農業技術センターで開発された回分式活性汚泥法式システムです。管理が簡単であり、維持費も比較的安いのが特徴です。