アフリカから8名の研修生が来場されました
最終更新日 2016/09/27

10月13日~23日の日程でアフリカ地域6カ国(ガーナ、ケニア、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエ)から中央・地方政府の畜産技術者8名が山羊の飼養管理・繁殖技術などの研修のために来場されました。この研修は、地域別研修「アフリカ地域小型草食家畜生産を通じた農村開発」コースの一部として独立行政法人国際協力機構(JICA)の委託を受けて実施しており、今年で3回目になります。アフリカでは安価である、低質な飼料でも飼える、などの理由から山羊が多く飼育されています。しかし飼養管理・繁殖技術、生産物の加工技術が十分に普及していない事から、その特徴が十分に活かされていないのが現状です。来場した研修生は日本の技術を習得し自国へ普及させるため、熱心に研修に取り組まれました。
研修内容では実習を中心に、山羊の飼養管理、人工授精の方法、乳・肉の加工方法等を紹介しました。研修生は簡単に手に入れる事の出来る材料で当場職員が作成したミルキングパーラーや山羊運搬用軽トラック付属の枠などは自国に持ち帰りすぐに応用し利用できると特に興味を持っていました。
また、佐久市の柳田清二市長を表敬訪問し、市長から佐久市についてのお話を伺いました。

開講式の様子です

畜舎の見学

当場で作成した創意工夫の紹介