山羊草刈り隊!今年も活躍しています
最終更新日 2016/09/27

4月下旬に始まった山羊による耕作放棄地の除草管理ですが、今年も30頭の山羊が各地で草刈り隊として活躍中です。今回は、長野県内で実施中の2カ所についてご紹介します。


1.立科町芦田地区
2008年(平成20年)から水田周辺の遊休畑で2頭の山羊の繋牧を実施しています。お世話をしてくれる農家さんによると、芦田地区では以前は鹿に水田を荒らされて困っていたそうですが、山羊をつなぐようになってから鹿が近寄らなくなったそうです。また、関東近郊から農業体験に子供たちが来たときには、人なつっこい山羊のお世話は大好評。都会の子供たちには貴重な経験のようです。

ヨモギの葉っぱを食べています

山と水田の間の遊休地にて放牧中

2.千曲市土口地区
今年6月中旬から遊休地にて電牧を利用した山羊放牧を開始しました。山羊放牧の開始時には、区長さんをはじめ地域の方々が山羊のお出迎えをし下さいました。これからは、地域の皆さんで日常の見回りや水やりなどをしてくださるそうです。荒れた遊休地がこれからどれだけきれいになるか楽しみであるとともに山羊たちが地域のコミュニケーションを増やしてくれるのではと期待しています。

電牧に少し警戒

すぐに草を食べ始めました