第15回全国山羊サミットin 広島が開催されました
最終更新日 2016/09/27

10月11日~13日に広島県庄原市で第15回全国山羊サミットが開催され、全国各地から山羊農家や畜産関係者、山羊愛好家等154名が参加しました。
初日(10月11日)は、飼養管理セミナーとして当場職員による繁殖技術の講習会を開催しました。2日目(10月12日)は「6次産業化にむけたヤギ飼養の展開」をテーマに基調講演や事例報告があり、最終日(10月13日)は、広島県立総合技術研究所の現地視察を行いました。特に、最終日の現地視察時に当場職員による山羊の削蹄・人工授精の実演を行ったところ、参加者の皆さんが瞬く間に山羊の周囲を取り巻いて非常に熱心に見学されていたのが印象的でした。削蹄一つをとっても、どのように行ったら良いのか、どこまで切ったら良いのかというのはわかりづらく、見学するチャンスもなかなかありません。
このような削蹄方法も含めて、今回の山羊サミットでは、山羊乳の自社加工(チーズ等)や販売戦略、国や県の支援を受ける上で苦労した点など実際に携わった人の声を聞く機会があり、6次産業化を目指している山羊飼養者の皆さんにとって貴重な情報交換や交流の場となっているように感じました。

飼養管理セミナー

削諦の実技指導