アジア、アフリカ、大洋州、中東より研修生を受け入れました
最終更新日 2017/08/08

長野支場は、独立行政法人国際協力機構(JICA)からの要請を受け、「畜産開発計画行政官の政策立案実施管理能力向上(幹部及び中堅行政官)」コースとして、7年ぶりに開発途上国から8名の研修生(将来の政府機関の幹部候補生等)を受け入れました。
長野支場での研修受入は、開発途上国では飼育しやすく多目的な利用が可能な山羊についての研修要望が強いことから実現したもので、研修生に対し5日間にわたり下記により講義や実習、公共牧場等現地研修を行いました。
この研修で習得された山羊の飼育管理技術や飼料作物の種苗生産・検定業務が今後、開発途上国の畜産分野の発展に寄与することを期待しています。

研修期間:平成29年7月10日(月)~14日(金)
研修場所:独立行政法人家畜改良センター茨城牧場長野支場、戸隠牧場(公共牧場)、グリーンビズ牧場(信濃町の山羊牧場)、佐久広域食肉流通センター
研 修 生:インドネシア、フィジー、マダガスカル、ミャンマー、ナイジェリア、パプアニューギニア、パキスタン、ベトナム計8名(8カ国)
研修内容:飼料作物のための優良品種の普及と草地改良、種苗生産・認定関係施設見学、日本の山羊を巡る情勢、山羊関連施設見学と凍結精液作製、簡易人工授精技術、山羊乳の加工技術(ボスケソ・チーズラボ)、現地研修(戸隠牧場等)