平成29年度山羊情報交換会を開催しました
最終更新日 2018/01/31

家畜改良センター茨城牧場長野支場は、農林水産省の定める家畜改良増殖目標及び独立行政法人家畜改良センター業務方法書に基づき、山羊「日本ザーネン種」を維持するため、種畜生産者に対する山羊(育種素材)の配布や、一般飼養者への山羊精液の配布、繁殖や飼養管理に関する技術指導を行っています。

近年、日本の山羊飼養状況はこれまでの畜産用途に加えて、年々増加する耕作放棄地の除草目的や、愛玩動物、小学校などの教育現場における情操教育に活用といった副次的な事例も多く見られるようになり、多様化する山羊の需要への対応が大きな課題となってきました。このため平成25年から毎年、主要生産者を集めた山羊情報交換会を開催してきたところです。

今回は昨今の山羊ブームの中、山羊の飼養管理技術の普及、家畜伝染病対策等の必要性が高まっている状況を踏まえ、全国山羊ネットワーク、地域ネットワーク等の方々との意見交換を行いました。今後の「山羊の生産振興」に向けて、関係機関が引き続き連携し課題に取り組んでいきます。


参加:全国山羊ネットワーク、全国山羊ネットワーク山梨支部、農林水産省畜産振興課、公益社団法人畜産技術協会 等

山羊・山羊精液の配布、飼養管理技術に関するお問い合わせは、以下までお願いします。
家畜改良センター茨城牧場長野支場 種苗業務課 岡部・上園


(写真)山羊情報交換会の様子