地球の裏側、「ブルキナファソ国」からの研修生がやってきました
最終更新日 2016/10/06

長野牧場では、5月25日から29日までの間、ブルキナファソ国から2名の研修生を受け入れ、種子の品質検査技術に関する研修を行いました。
独立行政法人 国際協力機構(JICA)では、ブルキナファソ国での食用作物等の種子の生産及び、品質管理体制を改善し、優良種子を効果的に普及させるための技術協力プロジェクトを昨年2月から3年計画で実施中であり、今回の研修生受け入れはその一環として実施しました。
本研修では、長野牧場で生産されているソルガム及びトウモロコシを中心に、生産された種子の品質を明らかにするために必要な検査技術や機器の使用方法などについて講習及び実習を行いました。
今後も、長野牧場では種子品質管理技術の向上につながる技術指導に取り組んでいきたいと考えています。

-ブルキナファソとはこんな国-
西アフリカに位置するブルキナファソは、北方の半乾燥地帯では牧畜が、南方の半湿潤地帯では農耕が主体となって行われています。農耕地では、アワ・キビ類、ソルガム、トウモロコシ、コメ等の穀物が伝統的に食用として栽培されており、これらの作物の作付面積が耕地面積全体の約90%を占めています。

種子の品質検査の研修の様子

サンプリング研修の様子