牧草種子の本格的な生産が始まりました!
最終更新日 2017/12/12

4月に入り暖かい日が続くようになり、秋に播種した牧草も寒い冬を越して青々と大きく成長してきました。長野支場の種子生産シーズンがいよいよスタートします。

長野県佐久市に位置する長野支場では、日照時間が長く降水量が少ないといった佐久市の恵まれた気象条件のもと、東京ドーム21個分の敷地を活用して、日本の気候風土に合わせて育成された牧草品種のもと種子の生産を行っています。昨年度は10草種21品種の牧草種子を生産しました。

この仕事は、他の牧草種子や雑草種子などの「異物」の混入がなく、発芽率が高い良質な種子の生産が求められます。このため、当場では栽培、収穫から種子の乾燥・精選まで高度な一連の技術を持つ職員が働いています。

ふれ合い広場では今年も桜の満開の時期を迎えて、畑での作業が忙しくなってきました。貴重な国産の牧草品種のもと種子を生産するため、畑は常に清潔に保つように努力しています。具体的には雑草等の種子の混入防止と病害虫の発生防除のため、大きなトラクターを使って、時には人力で非常に丁寧な除草作業を行っています。

したがいまして、畑へ立ち入ることや最近増えているゴミなどの投げ捨て行為はご遠慮いただきたく、お願いいたします。トラクターなどの大型作業車の通行も多くなることからも畑を含む立ち入り禁止エリアには入らないようお願いいたします。車窓からのゴミ等のポイ捨ては山羊の飼育上も問題となります。

なお、春先のトラクターのよる畑作業時には土埃が舞い上がり、近隣住民の方にご迷惑おかけすることがあります。できるだけ気象状況や畑の状態をみて適切に作業をしておりますが、この点ご理解いただきたく、重ねてお願いいたします。