飼料作物業務

飼料作物種子の供給

最終更新日 2022/04/01
育種から販売まで、牧草種子の流通とその中における家畜改良センターの位置づけについて紹介します。

牧草種子の流通

公的機関にて育成された牧草の種子(育種家種子)は、家畜改良センターにて種子増殖を行います(育種家種子→原原種子・原種子)。
増殖した種子(原種子)は(一社)日本草地畜産種子協会や種苗会社により、海外の大規模なほ場で増殖が行われます(原種子→保証種子)。
このように増殖された種子は、輸入され種苗の小売店等にて販売されます

原種子を利用した優良品種の普及

家畜改良センター十勝牧場では、公的機関で育成された優良品種の普及を図るため、実証展示ほ場の設置を行っています。
現在、道内に14箇所あります。

実証展示ほ場設置場所

品種名  
チモシー「なつぴりか」 上士幌町
士幌町
音更町
本別町(北海道立農業大学校)
陸別町
帯広市(帯広農業高校)
白糠町
チモシー「なつぴりか」
ペレニアルライグラス「ポコロ」
メドウフェスク「まきばさかえ」
足寄町
オーチャードグラス「トヨミドリ」
ペレニアルライグラス「ポコロ」 
音更町
オーチャードグラス「トヨミドリ」 池田町

新規設置場所

品種名 設置場所
チモシー「なつぴりか」 音更町(道の駅おとふけ) 
足寄町 
オーチャードグラス「はるねみどり」 池田町 
メドウフェスク「まきばさかえ」  上士幌町 
メドウフェスク「まきばさかえ」
ペレニアルライグラス「ポコロ」 
家畜改良センター十勝牧場めん羊基地