飼料作物業務

飼料作物種子の生産

最終更新日 2020/05/13

種苗課では、寒冷地(北海道・東北)向け飼料作物の原原種子、原種子の増殖を行っています。

飼料作物は、試験研究機関(チモシー:北見農業試験場、オーチャードグラス:北海道農業研究センター 等)において品種の育成がされており、特性の優れたものが新品種として登録されます。ここで育成された種子(育種家種子)を当場にて通常は原原種子、原種子の2世代にわたって増殖します。
増殖した種子は海外で種苗会社等により大規模に増殖し、販売種子として輸入され国内に流通します。
家畜改良センターでは当場のほか、茨城牧場長野支場、熊本牧場でも同様に原原種子、原種子の増殖を行っています。

原原種子、原種子について

「育種家種子」から増殖して得られた種子を「原原種子」、その「原原種子」を増殖して得られた種子を「原種子」といいます。その「原種子」から増殖して得られた種子は「保証種子」とよび、これが「市販種子」となります。
家畜改良センターでは、OECD牧草種子品種証明制度のルールに従って厳格な管理のもとで増殖を行っています。

飼料作物種子(原原種子、原種子)の増殖

当課が行っている種子生産について紹介します。

→飼料作物種子の増殖方法

その他種苗課の業務

○ジーンバンク事業

○調査試験