馬

重種馬の改良業務

最終更新日 2023/08/16

重種馬はばんえい競走や肉用として利用され、そのほとんどが交雑種です。交雑化による雑種強勢を利用するためです。
その元となる種は、ブルトン種、ペルシュロン種、ベルジアン種の3種です。交雑化が進んでいくと、雑種強勢の影響が弱まってしまうため、一定レベルの純粋種の確保と供給が必要となります。その純粋種の生産と供給が十勝牧場の役割です。

種雄馬の貸付、繁殖雌馬の配布

種雄馬の貸付

純粋種種雄馬(ブルトン種・ペルシュロン種)の貸付を行っています。
全国に偏りなく供給することが可能な方(団体)に貸付し、畜産農家において広く利用されることを目的としています。(例年8月に貸付を行っています。)
興味のある方は、ご連絡ください。

 貸付実績
 年度  H30  H31  R2  R3 R4 
   6  6  5  5

繁殖雌馬の配布

国内の馬産振興のため、純粋種雌馬(ブルトン種・ペルシュロン種)の配布を行っています。
(例年10月に配布を行っており、配布馬は4年間の繁殖報告が必要です。)

上記のことをご理解の上、配布を希望される方は こちら をご覧ください

 配布実績
年度 H30 H31 R2 R3 R4
配布頭数 24 19 22 0 12
人工授精用精液の配布

繁殖時期に合わせて、純粋種雄馬の精液を配布しています。
(生精液・冷蔵精液は3月~6月、凍結精液は通年)

詳しくは こちら をご覧ください。

問い合わせ先

家畜改良センター十勝牧場業務第二課馬係
TEL
0155-44-2131