独立行政法人
家畜改良センター鳥取牧場

家畜改良の推進、優良な種畜や飼料作物種苗の生産・供給等を通じて、
我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に貢献することを使命としています。

黒毛和種の一卵性双子の話(15回目)

4-b-2.増体や枝肉成績の相似性<2>

 引き続き一卵性双子を同じ条件で肥育した場合の増体や枝肉成績についての事例を示します。 表5-1別ウインドウで開きます は十勝牧場で行われた一卵性双子1組およびこの双子と同時期に生まれた全兄弟(両親とも双子と同じ)1頭を同一条件下で肥育した結果です。
 
 どの測定項目についても双子同士はよく似ていると思われますが、全兄弟牛と双子とではいくつかの測定項目で違いが大きく、特に脂肪交雑についてはかなりの差がみられています。(12)

 表5-2別ウインドウで開きます は鹿児島県畜試で行われた、去勢した一卵性双子2組を13-27(26)ケ月齢の間同一条件下で肥育したときの成績です(13)。

 表5-3別ウインドウで開きます は香川県畜試で行われた、去勢した一卵性双子を13-36ケ月齢の間同一条件下で肥育したときの成績です(14)。
 
 肥育終了時の体重はやや異なるものの、枝肉成績はよく似ていると考えられました。また、表には示していませんが、肥育終了後の体高や各部測尺値もよく似ていました。

 前回と今回の例からみて、一卵性双子を同一条件下で肥育した場合、枝肉成績はどの項目についても双子でよく似ると考えられました。

 
(鳥取牧場業務課 小西一之)
DSC00408-1の画像
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