独立行政法人
家畜改良センター鳥取牧場

家畜改良の推進、優良な種畜や飼料作物種苗の生産・供給等を通じて、
我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に貢献することを使命としています。

黒毛和種の一卵性双子の話(8回目)

2-a-4-1.相似性<4>
DSC03132-1の画像
 前回、一卵性双子の相似性-つまり似ているということ-は何組かの双子を用いれば統計的に示すことができると述べました。

 この他に、次のような方法でもいえるのではないかと思います。

 例えば、日本人では身長が2mという人はかなり少ないと思われます。

 仮に通常の環境で同じように育てられた同じ年齢の二人の身長をみるとき、二人とも2mである確率はかなり低いと思われます。

 この二人が一卵性双子であるとしたらこの高い身長は遺伝的な部分が大きいと考えられるのではないでしょうか。

 この場合、何組もの双子を揃えなくとも身長は遺伝的な影響を受けると考えても良さそうです。

 しかし、これが2mではなく1m70cmならば遺伝的なものかどうかは?ということになりそうです。

 このような考え方で受精卵移植で行う過剰排卵処理(1-b-1参照)の反応性についての相似性を調べました。


(鳥取牧場業務課 小西一之)

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