日本ザーネン種など体が大きくなる山羊の場合、角は山羊にとっても飼養者にとっても危険です。山羊同士の争いによるケガを防止し、飼養者が安全に飼養管理を行うためにも除角を行いましょう。
山羊の除角には、電気除角器(デホ-ナー)を使う方法、薬品(苛性カリ)を使う方法などがありますが、ここでは、当場で実施しているデホ-ナーによる方法を紹介します。
子山羊の頭部に旋毛が有るか無いかで角の有無が分かります。有角の山羊は、生後1週間程で角が生え始めます。
除角は生時体重や発育にも左右されますが、生後7~10日程度で除角します。
有角:旋毛有り
無角:旋毛無し
・デホーナー(チップφ25)
・電気ゴテ(先が尖ったもの)
・はさみ
・マジック
・ヨードチンキ
・ひも(子山羊保定用)
・手袋
除角1週間後
除角2ヶ月後