野生動物侵入防止対策
~牧場での野生動物侵入防止対策~
鳥取牧場では、家畜の衛生的な飼育環境の維持・管理のために、防疫区域を設定しています。
防疫区域へのイノシシ・野鳥等の野生動物の侵入を防ぐため、様々な工夫を行っています。
 イノシシ侵入防止対策
牧場として地元自治体から有害鳥獣捕獲の許可を取得し、狩猟免許を所持する職員が箱ワナを設置して捕獲活動をしています。
 野鳥侵入防止対策(カラス)
牧場として地元自治体から有害鳥獣捕獲の許可を取得し、カラス捕獲用の箱ワナを設置して、捕獲活動をしています。
近隣はナシ農園も多く、果樹園等への鳥獣害抑止にも貢献しています。
 野鳥侵入防止対策(ハト)
牛舎屋根の梁下にテグスを張り巡らし、ハトの自由飛翔を妨害することにより侵入抑止と梁部分への営巣を防止しています。
 その他
ネズミ等の衛生動物、キツネ等の野生動物を牛舎に誘引しないように、分娩時の後産処理を徹底しています。
後産を捨てる場所は、地中に掘った深い穴です。穴には鉄製の重い蓋をして、さらに蓋の周囲を電気柵で囲っています。