独立行政法人
家畜改良センター鳥取牧場
メニュー
文字サイズ
家畜改良の推進、優良な種畜や
飼料作物種苗の生産・供給等を通じて、
我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に
貢献することを使命としています。
鳥取牧場の概要
沿革
位置・気候・用地
家畜改良
種雄牛の作出・利用
分割双子検定
新技術の導入・実用化
ジーンバンク
飼料作物
粗飼料生産
優良品種の普及
調査試験
アクセス情報
お問い合わせ
ホーム
>
各牧場・支場
>
鳥取牧場
>
飼料作物
>
粗飼料生産
> 良質粗飼料の集約的生産・利用
良質粗飼料の集約的生産・利用
鳥取牧場では飼養している牛に給与する粗飼料生産を行い、粗飼料自給率は100%となっています。主要作物は、イタリアンライグラス、トウモ ロコシ、混播牧草(オーチャードグラス主体)です。
1.イタリアンライグラス
冬作として、イタリアンライグラスを栽培しています。1番草は、乾草調製主体に収穫を実施し、10a当たりの収量は、乾草(水分15%換算)で約800kgとなっています。なお、公的優良品種の実証展示を行っています。
牧草地における乾草収穫作業
2.トウモロコシ(ホールクロップサイレージ)
イタリアンライグラスの後作として、栽培しています。調製方法はトレンチサイロ貯蔵とラップフィルム包装による調製を行っています。10a当たりの年間収量は約4,500kg(水分75%換算)となっています。アワノメイガによる食害が多く、思ったように収量が伸びない状態です。飼料用トウモロコシで使える殺虫剤が開発されることで収量が伸びると思われます。
トウモロコシの収穫作業
トレンチサイロへの詰め込み作業
細断型ロールベーラーによる梱包作業
3.オーチャードグラス主体混播牧草
オーチャードグラス主体でトールフェスクと混播し、4番草までラップサイレージ調製主体に収穫を実施し、10a当たりの年間収量は約2,300kg(水分50%換算)となっています。
ラッピング作業
4.飼料生産量(TDN量)
草種
年間刈取回数
10a当年間TDN量(kg)
イタリアンライグラス
1~2回
385
トウモロコシ
1回
635
混播牧草
3~4回
516
5.圃場面積
区分
面積(ha)
採草地
47.7
放牧地
16.5
採草放牧兼用地
6.4
野草放牧地
33.2
調査圃場
0.2
合計
104.0