独立行政法人
家畜改良センター奥羽牧場

家畜改良の推進、優良な種畜や飼料作物種苗の生産・供給等を通じて、我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に貢献することを使命としています。

主な業務

粗飼料生産

最終更新日 2023/03/09

ここでは粗飼料の生産体系について順を追って説明していきます。

刈取り(かりとり)

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モアコンディショナーという機械で牧草を刈っていきます。
この機械は、乾燥しやすい様に草をたたき潰しながら刈っていくことができます。

反転(はんてん)

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刈ったままだと上の方しか乾きません。そのため、テッダ-という機械で数日間(1日1~2回)草を反転して、かき混ぜて乾燥を促進させます。

集草(しゅうそう)

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牧草がある程度乾燥すると、梱包しやすいように草地に広がっている草を列状に集めます。
レーキという機械を使います。

梱包(こんぽう)

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列状になっている牧草をロールベーラで円柱状に梱包します。
牧草の水分が18%以下の場合は、乾草ロールベールとして、そのまま長期保管が出来ます。
水分が40~60%のものは、フィルムでラッピングし、サイレージに調整します。

ラッピング

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サイレージに調整する場合は、ラッピングマシンで速やかにラップフィルムを巻き、空気を遮断することで良質な発酵をさせます。出来上がったものは、ロールベールサイレージと言います。
この機械は、移動しながらフィルムを巻いていくことが出来ます。

積込・運搬(つみこみ・うんぱん)

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出来上がったロールベールやロールベールサイレージは、ホイルローダでトラックに積込み、格納場所まで運びます。
乾草ロールベールは作業機の爪でグリップし、2個を同時に持ち上げられます。
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ベールグラブによるロールベールサイレージの積込み風景です。乾草ロールベールの場合と違ってグラブの先が丸くなっています。
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