飼養家畜の疾病モニタリング及びワクチネーション
最終更新日 2017/02/24
宮崎牧場では、定期的に以下の伝染性疾病に関する衛生検査を実施し、飼養家畜が伝染性疾病に感染していないかモニタリングしています。
また、特定の伝染性疾病については、発症を予防するためにワクチン接種をしています。
なお、接種するワクチンについては、飼養家畜の状況や牧場周辺の伝染性疾病の発生状況に応じて、適宜見直しを行っています。
<豚>
.衛生検査対象疾病
オーエスキー病※1、PRRS※1、ブルセラ病※2、飼養環境のサルモネラ※3
 
※1.抗体保有率が少なくとも10%である豚群に対して、信頼度95%の確率で抗体陽性豚を摘発できる頭数を検査しています。
※2.飼養頭数の30%についてランダムに抽出して検査しています。
※3.家畜伝染病予防法に規定されている監視伝染病のサルモネラ属菌の陰性を確認しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
ELISA検査の様子
 
 
 
 
 
 
 
 
サルモネラ検査の様子
.ワクチン接種
子豚・育成豚:グレーサー病不活化ワクチン、豚胸膜肺炎不活化ワクチン
繁殖用雄豚:日本脳炎不活化ワクチン、豚パルボウイルス感染症不活化ワクチン、豚胸膜肺炎不活化ワクチン
繁殖用雌豚:日本脳炎不活化ワクチン、豚パルボウイルス感染症不活化ワクチン、
妊娠豚:豚大腸菌性下痢症不活化ワクチン、豚胸膜肺炎不活化ワクチン、TGE・PED生ワクチン
<肉用牛>
.衛生検査対象疾病
ブルセラ病※1、結核病※1、ヨーネ病※2、牛白血病※3、飼養環境のサルモネラ
 
※1は24ヶ月齢以上の牛全頭
※2は6ヶ月齢以上の牛全頭
※3は24ヶ月齢以上の牛の3分の2の頭数をランダムに抽出して実施しています。
.ワクチン接種
子牛:牛5種混合生ワクチン
繁殖用雌牛:牛異常産3種混合不活化ワクチン、牛流行熱・イバラキ病混合不活化ワクチン
妊娠牛:牛下痢5種混合不活化ワクチン
 
 
 
 
 
 
 
 
ワクチン接種の様子