熊本牧場は、飼料作物「新品種」の実証展示を行っています。
飼料作物の新品種には、早く成長する、病気に強いといった特徴があります。
このような特徴があると、エサとなる植物体を安定して多く収穫できるため、
購入飼料費を抑えられるなど畜産農家にメリットとなります。
写真:農研機構畜産研究部門、家畜改良センターが育成した
オーチャードグラス新品種「まきばゆうか」
(旧系統名:「那改1号」)
実証展示ほを設置する地域は、実証展示の対象品種の利用が見込まれる地域です。
たとえば、オーチャードグラス新品種「まきばゆうか」は越夏性に優れており、寒冷地から暖地中標高地までの広域適応性を示し、
特に暖地でな気候に適した品種であるため、温暖地・暖地を中心に実証展示を行っています。
熊本県の実証展示ほ場の例
(左:アキミドリⅡ(比較品種)、右:まきばゆうか)