中部日本養鶏研究会(会長:独立行政法人家畜改良センター岡崎牧場長、米田勝紀)は、平成20年3月4日、愛知県岡崎市の岡崎市竜美丘会館で交流促進会と研究講座を開催しました。
冒頭の挨拶で米田会長は、「最近の畜産を巡る情勢は、平成の畜産危機と言われており、この飼料高騰を乗り越えていくことが最重要課題となっている。従来、畜産業が利用していた飼料原料をバイオエタノールが横取りする動き、そしてまた、投機資金の流入によって一番豊作なのにトウモロコシ価格が上昇を続けるという理不尽さがある。午後の講演は、このような厳しい情勢に沿った非常に重要なテーマであり、時宜にかなった演題となっている。」と述べました。
午前は交流促進会、午後は研究講座を行い、活発な質疑応答が行われ、関心の高さが伺われました。