平成19年度有識者会議の概要
家畜改良センター岡崎牧場では、鶏改良について国内有数のブレインである有識者にお集まり願い、国産鶏のより一層の育種改良を推進するため、当場が実施している育種改良手法等について、つぶさにデータを見て、貴重なご助言をして下さることを目的として有識者会議を設置することとしました。
その第1回の有識者会議を先般、平成19年7月20日(金)、岡崎市竜美丘会館(岡崎市東明大寺町)で開催致しました。
 
本会議では、当場が我が国の国産卵用鶏改良のリーダーであるためには、
  1. 一層精度の高いデータの収集
  2. (定期的な)育種価を利用した改良状況の把握
  3. 国産卵用鶏の普及拡大に向け都道府県も含めた組織化
  4. 貴重な改良データを集積と成果の有るものの積極的な情報発信
等が課題であると、貴重な意見を頂きました。
これらの意見をもとに、当場では、今後、国産卵用鶏のより一層の育種改良を効率的効果的に推進し、国内のニーズに合致した国産鶏の造成を行い、その普及に寄与して参りたいと考えております。
お招きした識者の方々

    韮澤圭二郎チーム長
      (農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所 家畜育種増殖チーム)

    野田賢治副部長
      (愛知県農業総合試験場畜産研究部)

    野村哲郎教授
      (京都産業大学工学部)

    長谷部誠技術顧問
      (株式会社後藤孵卵場)

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